意見練習:夫は外で働き、妻は家庭を守るべき

   

毎週日曜日の『OPINION TRAINING(意見練習)』、本日は『夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである。。賛成か、反対か。』でした。

なかなかの挑戦的なお題ですが、11月に内閣府より「男女共同参画社会に関する世論調査」が発表され、これはその中の項目の一つでした。
賛成は前回調査と比べて5.6%減の35.0%となり、1992年の調査開始以降、最低となりました。
男性は39.4%、女性は31.1%と、男女別でも過去最低を記録しました。

さて、生徒たちの意見です、

賛成意見は、
●育児と家事、仕事や介護との両立が難しい。
●災害のとき、子どもと連絡が取れるように家に妻がいた方がよい。
●子供成長を近くで見れる人がいた方がよい。
●共働きの場合、家で泥棒や空き巣などの犯罪に巻き込まれることがある。
●女性の方が比較的家事が得意である。

反対意見は、
●夫婦で働いた方が、多く収入を得られる。
●男女平等に反する。
●収入が多いと、子どもの教育や家庭が安定する。
●夫も家事を手伝うという意識を持つ。
●女性が能力を活用しないのはもったいない。

などの意見が出ました。

もちろん、社会保障などの制度をもっと整えることなどが必要です。
また、一般的な意見と、いざ自分が家庭を持った時の意見とは異なることもあるとも思います。

 

 

自分の意見を気軽に持つことに慣れていくことで、発信していく力になっていくことを期待しています。

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※当校の『OpinionTraining(意見練習)』とは

当校では、いろいろなことに自分の意見を持つ、という練習を毎週日曜日に行っています。
今年度の参加対象者は、受験対策を受講している中3生です。
普段から意見を持つことに慣れていないので、ディベートではなく、その一段階手前です。

主題は、時事・政治ネタから身近な生活についての話題など、多岐にわたります。
あらかじめ意見を調べてきて、発表します。

ここで大事にしているのは、

  • 会の結論として、賛成か反対かは決めない。
  • 賛成意見と反対意見を両方調べてくること。
  • 挙手制ではなく、全員発表する「指名制」。
  • 私自身の個人的な意見は言わない。

ということ。

意見を戦わせることが目的ではなく、「自分の意見を持つこと」が目的ですから、勝ち負けではありません。
また、私が個人的な意見を言ってしまうと、大人の意見であり教師の意見ですから、生徒の意志を左右させてしまうことにもなります。

いろいろな意見を聞いて、自分の意見もどんどん変わっていい。
意見が変わるのは知識を得たからであって、成長している証拠。
これによって、さらに自分の知識や意見が深まっていきます。

生徒がいろいろな物事に対して、いい意味で「意見を気軽に持つ」ことに慣れていってほしいと思っています。

 - 意見練習