意見練習:外出禁止の緊急事態宣言について

   

毎週日曜日の『OPINION TRAINING(意見練習)』、本日は『全国に、原則外出禁止の緊急事態宣言を出すべきである。賛成か、反対か。」でした。

なかなか終息が見えないコロナ禍の状況ですが、政府に対する風当たりも強くなってきました。
そんな中、全国的な規模での外出禁止の緊急事態宣言を出すべきかどうか。

さて、生徒たちの意見です。

賛成意見は、

  • 経済よりも人の命が大切。
  • すでに国内の経済は相当悪くなっていて、対象地域を拡大しても、悪さはあまり変わらない。
  • ダラダラ自粛を続けるより、1~2ケ月外出禁止に切り替えた方が効果がある。
  • 政府が正式に発表しないと、いつまでも外出者は減らない。
  • これ以上医療崩壊したら、死者が増えるだけ。
  • 巣ごもり需要が高まっているため、外出禁止になってもあまり変わらない。

などの意見がありました。
今のままでは、効果がないという危機感ですね。

反対意見は、

  • 精神的におかしくなってしまう。
  • 外出禁止を守らない人もいる。
  • 日本は法制度上、海外のようなロックダウンができないので意味がない。
  • 1回目の宣言の後も、経済は悪化したままなので、経済を回すべき。
  • ワクチンの供給のめどが立った。
  • フランスでは、外出制限によるストレスで、DVや虐待が36%増えてしまった。

など、出しても変わらない、別の問題が出るなどの意見が出ました。

 

このトレーニングを通して、自分の意見を持つ習慣をつけ、また、自分との反対意見に対する理解も深めることで、さらに発信していく力になっていくことを期待しています。

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※当校の『OpinionTraining(意見練習)』とは

当校では、いろいろなことに自分の意見を持つ、という練習を毎週日曜日に行っています。
今年度の参加対象者は、受験対策を受講している中3生です。
普段から意見を持つことに慣れていないので、ディベートではなく、その一段階手前です。

主題は、時事・政治ネタから身近な生活についての話題など、多岐にわたります。
あらかじめ意見を調べてきて、発表します。

ここで大事にしているのは、

  • 会の結論として、賛成か反対かは決めない。
  • 賛成意見と反対意見を両方調べてくること。
  • 挙手制ではなく、全員発表する「指名制」。
  • 私自身の個人的な意見は言わない。

ということ。

意見を戦わせることが目的ではなく、「自分の意見を持つこと」が目的ですから、勝ち負けではありません。
また、私が個人的な意見を言ってしまうと、大人の意見であり教師の意見ですから、生徒の意志を左右させてしまうことにもなります。

いろいろな意見を聞いて、自分の意見もどんどん変わっていい。
意見が変わるのは知識を得たからであって、成長している証拠。
これによって、さらに自分の知識や意見が深まっていきます。

生徒がいろいろな物事に対して、いい意味で「意見を気軽に持つ」ことに慣れていってほしいと思っています。

 - 意見練習