意見練習:部活動の実施について

   

毎週日曜日の『OPINION TRAINING(意見練習)』、本日は『中学生の部活動は、廃止すべきである。賛成か、反対か。」でした。

スポーツ庁からのガイドラインの提示もあり、部活動の在り方が問われています。
ご家庭での関心も高いのではないでしょうか。

さて、生徒たちの意見です。

賛成意見は、

  • 先生の仕事量が多くなる。
  • 保護者の送迎の負担がある。
  • 部費が高いものもあり、保護者の負担がある。
  • テスト3日前まで部活があり、テスト勉強が十分にできない。
  • 体罰・暴言が起こる。

など、やはり負担をなくす必要性が大きいですね。

反対意見は、

  • 団体スポーツは外部よりもチームを作りやすい。
  • 上下関係、周りとのかかわりの練習になる。
  • 人間形成・社会性が養える。
  • 部活の仲間がいろいろなことをする支えになる。
  • 学校の広告になる。

など、部活動を教育の一環ととらえ、その力が大きいと感じている生徒も多いようです。

実際、部活動を引退したばかりの中3が経験をもとに出した意見です。
部活はあった方がいいという生徒が多数を占める状況でした。

 

自分の意見を気軽に持つことに慣れていくことで、発信していく力になっていくことを期待しています。

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※当校の『OpinionTraining(意見練習)』とは

当校では、いろいろなことに自分の意見を持つ、という練習を毎週日曜日に行っています。
今年度の参加対象者は、受験対策を受講している中3生です。
普段から意見を持つことに慣れていないので、ディベートではなく、その一段階手前です。

主題は、時事・政治ネタから身近な生活についての話題など、多岐にわたります。
あらかじめ意見を調べてきて、発表します。

ここで大事にしているのは、

  • 会の結論として、賛成か反対かは決めない。
  • 賛成意見と反対意見を両方調べてくること。
  • 挙手制ではなく、全員発表する「指名制」。
  • 私自身の個人的な意見は言わない。

ということ。

意見を戦わせることが目的ではなく、「自分の意見を持つこと」が目的ですから、勝ち負けではありません。
また、私が個人的な意見を言ってしまうと、大人の意見であり教師の意見ですから、生徒の意志を左右させてしまうことにもなります。

いろいろな意見を聞いて、自分の意見もどんどん変わっていい。
意見が変わるのは知識を得たからであって、成長している証拠。
これによって、さらに自分の知識や意見が深まっていきます。

生徒がいろいろな物事に対して、いい意味で「意見を気軽に持つ」ことに慣れていってほしいと思っています。

 - 意見練習